1949-05-04 第5回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第21号
幸いに適任者である浅岡議員が政務次官におられますので、特にこの手続の簡素化と現金化を早くするという問題について、更に今申上げましたその生業資金の総額を殖やすということ、一人の借受ける金額を急速に高めるということ、それから私は二十四年度において、これは政府当局もさることながら、我が特別委員会としても大いに関心を持たなきやならん問題は何であるかというと、いわゆるこの約二割乃至三割程度は、これは還らないものと
幸いに適任者である浅岡議員が政務次官におられますので、特にこの手続の簡素化と現金化を早くするという問題について、更に今申上げましたその生業資金の総額を殖やすということ、一人の借受ける金額を急速に高めるということ、それから私は二十四年度において、これは政府当局もさることながら、我が特別委員会としても大いに関心を持たなきやならん問題は何であるかというと、いわゆるこの約二割乃至三割程度は、これは還らないものと
この点は昨年九月以來当委員会の矢野酉雄議員、浅岡議員等が調査に参りまして、この問題にタツチいたし、十分選考されて、縣全体として三件だけにこれを圧縮して、そうして取上げた問題でありますので、その後しばしば私も水産廳に委員会の一人として足を運んだのであります。併しながら最近この問題についてまだ三件の中の一件をも処理されておらない。而も審議会は常に通つておるのであります。
是非これは例えば浅岡議員なら浅岡議員として、その特別に関係の深い地方に対しては、國会の代表として私は現地を視察して頂きたい。そうでなければ引揚者を擁護するところの途は、結局は大体観念的に流れて、非常に末端においては折角享受すべきところの当然の利益や権利というものを受けることができないという実情であります。そういう意味で九州方面は早速でも岡元、矢野議員罷り出て現地を調査いたしたいと思つております。